珪藻土のお話
「なんで壁材に珪藻土を使うのですか?」という質問を頂きましたので、今日は珪藻土についてお話しさせていただきます。
最近のお家は断熱性も高く、窓も大きいので、結露や湿気が弱点となっています。珪藻土は素材の性質上、湿度の調整効果が非常に高い特徴があり、珪藻土を塗ることでこれらが解消されたというお声を頂きます。
Q. 珪藻土とは?
A. 植物プランクトンの一種で、珪藻が海や湖の底に堆積して化石化したものを珪藻土といいます。
Q. 何に使われているの?
A. 壁材はもちろん、日常生活ではコースターやバスマット、脱臭グッズにも使われています。
Q. なんで壁材として使われることが多いの?
A.①身体に有害な化学物質を含んでいない。
近年、壁紙の接着剤として有害な化学物質が問題になっていますが、珪藻土は自然素材なのでアレルギー症状を軽減してたり、化学物質過敏症の方でも安心して過ごせます。
②優れた調湿性
珪藻土の一粒一粒には、数千倍の穴があいています。室内の余分な水分を吸収し珪藻土は、この小さな穴に水分に水分を溜め込んだり吐きだしたりできます。このように湿度調整して結露やカビの発生を抑えてくれます。
③消臭効果
臭いや有害物質を吸着するので、室内の空気を綺麗にしてくれます。
例えばトイレの臭いやキッチンの生ゴミの臭いなども吸収してくれるので、リビングやキッチン、トイレに使用します。
Q.デメッリトはありますか?
A.シミになりやすいです。
湿気を吸収してくれる半面、シミになりやすいコーヒーや調味料などをこぼしてしまった場合、シミになってしまう可能性があります。その場合は直ぐにふき取っていただいたり、水分を含んだタオルで軽く叩くと、時間と共に薄くなりシミが取れます。
次回は珪藻土と漆喰についてお話しさせていただきます😊
最後までお読みいただき、ありがとうございました。