新築戸建て注文住宅の施工(断熱材設置)
こんにちは。
兵庫県の宝塚市ならびに近隣地域でリフォーム事業・リノベーション事業、戸建て注文住宅建築事業を行っている株式会社KOCHIBEです。
弊社初の戸建て注文住宅の建築現場ですが
セルローズファイバーの断熱材の設置が始まりました。
今回の戸建て注文住宅では、断熱材として「セルローズファイバー」利用します。「セルローズファイバー」。。。
あまり馴染みがないと思いますが、これがかなりの優れものの断熱材なのです。
簡単に説明すると、セルローズファイバーは環境にやさしい素材です。この素材は木質パルプ由来。。。。。
と説明するとややこしいので簡単に言うと「紙を細かく砕いた」ようなものと理解してもらえると良いです。
「紙」と聞くと、燃えちゃうのでは?と心配する方も多いでしょう。そんなことはありません、大丈夫です!!!この紙のような素材には、「ホウ酸」と呼ばれる、これもまた環境にやさしい防炎性能の非常に高い薬剤を含侵しています。
また、このホウ酸には、虫を寄せ付けないという性能もあったりします
セルローズファイバーは断熱性能が非常に高く、施工時には外壁部分に隙間が無いようにパンパンに敷き詰めていきます。
簡単にまとめると、セルローズファイバーの断熱材は
1.天然素材で環境にやさしい
2.含侵させたホウ酸で防炎性能を持たせている
3.ホウ酸には防虫性能もある
4.ホウ酸は自然環境にある化学物質で環境にやさしい
5.断熱性能も高い
6.調湿効果がある(湿気を吸ったり、放出したりする)
7.吸音・遮音性能が高い
という特徴があります。
先日、断熱材の設置準備作業として屋根裏、外壁の内側などに白い布を張りました。写真のように張られた白い布と外壁の間にセルローズファイバを吹き込んでいきます。
作業としては、この白い布に小さな穴を開けて、吹き込み機のホースを突っ込んでセルローズファイバーの断熱材を封入していきます。
セルローズファイバーの断熱材を「フィーダー」と呼ばれる機械に投入する様子です。
この「フィーダー」と呼ばれる機械の底にホースがつながれており、そのホースを伝って圧縮空気とともに断熱材が目的の場所に送り込まれます。
セルローズファイバーの断熱材は塊の状態なので、手でほぐしながらフィーダーに投入する必要があり、その作業の際に大量のホコリが舞い散ります。
マスクをしなければいけない状況なのですが、新型コロナウイルスの流行もあって、マスクが手に入りにくい状況になっています。。。 ここでも影響が出ています。
ひたすらひたすら、袋からセルローズファイバー断熱材を取り出して、フィーダーに投入する作業を繰り返しています。
セルローズファイバー断熱材を屋根の裏側に封入している様子です。
フィーダーから送り出された断熱材は圧縮空気によって目的の場所まで届けられます。
そのセルローズファイバーを布地と屋根材の間に噴出していきますが、この断熱材の密度を高くできるかが職人さんの腕の見せ所です。
断熱材は自重で沈み込んでしまい封入する区画の上部でスカスカになってしまいます。
これを避けるためにホースの先端でゴリゴリ押し込んで、密度が高くなるようにパンパンになるまで吹き込んでいきます。
分かりにくいかもしれませんが、セルローズファイバーの断熱材を白い布地が膨れ上がるくらいまでパンパンになるまで封入しています。
(白い布地が膨らんだお餅のようになっています。) この高気密な断熱材が光熱費を押さえながら、夏は涼しく冬は温かい快適な生活をもたらしてくれます。
この日の作業は搬入した断熱材がなくなってしまい、屋根の部分のみで終了となりました。
あと、同様の作業を、2階の壁面内側、1階の壁面内側、1階の天井部分、1階の床下部分と作業を進める必要があるので、
水曜日か、木曜日まで作業が続きます。
2階の屋根裏にセルローズファイバーの断熱材を封入する一方で、1階では床下に断熱材を設置する白い布を敷く作業を行いました。
断熱材はこの白い布の手前にもう一枚布を設置した間に挟み込まれます。
次回は、壁面への断熱材の設置の様子をお伝えできればと思っています。
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