リフォームのポイント(屋根)
こんにちは。
兵庫県の宝塚市ならびに近隣地域でリフォーム事業・リノベーション事業、戸建て注文
住宅建築事業を行っている株式会社KOCHIBEです。
今回のコンテンツの投稿に先立って、先日2019年9月の台風15号の被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
急増する自然災害
昨今の異常気象の影響からか、ここ数年の台風の被害は甚大化する傾向にあります。
当方の関西(近畿)地区も2018年9月の台風21号の影響で関西国際空港が水浸しになったり、乗用車が吹き飛ばさるなど甚大な被害がありました。
また、一般住宅においては、大阪府内の住宅の屋根が吹き飛ばされるなどの被害が多発し、甚大な影響が出ました。
弊社にも、この時期は屋根の補修の相談が寄せられましたが、あまりにも多数であったため対応できないという事態になりました。
このように、近年の激甚化する台風や地震などの自然災害に対して、住宅の補修はどうするべきなのか?というお話を頂くことがあります。
そこで今回は屋根に関してのリフォームについて投稿します。
屋根のリフォームとは
屋根のリフォームについて相談を受けるのは、戸建て住宅の方がほとんどです。
新築から、だいたい15年くらい経過するといろいろな部分にメンテナンスの必要を感じてご相談を頂きます。
とかく屋根に関しては、風雨、日射の影響を受けるため劣化が激しい部分となります。
屋根にはいろいろな形状があり、それぞれの形状に合わせて屋根材を施工されます。
屋根材の種類
・瓦
・スレート
・鋼板(ガルバリウム、ステンレス、銅など)
がありますが
和風な住宅には瓦で洋風やモダンな住宅にはスレートまたはガルバリウム鋼板のような金属素材の屋根材が利用されます。
昨今の自然災害の映像を見ると瓦屋根の被害が比率としては多いように感じます。
近年の瓦も軽量化されていて、耐震性や耐風性といった自然災害に対して耐久性が強まっていますが、まだ、スレートや金属鋼板に比べると重量があります。
屋根材の重さは、躯体(住宅の構造部分)に対して負荷をかけることになり、バランスが崩れると倒壊につながりかねない事態に発展します。
平成以前に建てられた比較的古い住宅では、今とは違って重たい瓦が施工されていることが多く、耐震性でも問題がある場合があります。
またこの時代には、屋根の施行時に防水シート(例えば、アスファルトルーフィング)が利用されていない場合も多く、風水害や経年劣化に伴った屋根材の腐食の際には雨漏りがすることがあります。
また、工事の施工においても、瓦の屋根は手間がかかるという点でも分が悪いという一面が否めません。
一方で、スレート、金属鋼板の屋根材は素材として軽量で耐久性や耐熱性、耐風性といった自然災害に対する耐久力が強く、近年これらの素材が利用されることが多くなっています。
決して、瓦が悪い素材と言うわけではありません。日本古来からある建築物の情景を保つという意味では欠かせない素材であることは間違いありません。
瓦素材も研究に研究を重ねて年々改良をされています。
住宅のデザイン、自然災害に対する耐久性などのバランスを考えてご検討を頂ければと思います。
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